このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています🧙
今回は、Harry Potter を英語で読んでみたいけど、Harry Potter を読むのが久々すぎて内容をほとんど忘れてしまったという人に向け、1巻6章「The Journey from Platform Nine and Three-Quarters(9と3/4番線からの旅)」のあらすじと英語の固有名詞についてまとめました。
この内容を確認すれば、すんなり Harry Potter の世界に入っていけます😊
重要な登場人物が一気に登場する楽しい章です!🧙

さっそく見ていきましょう!
ハリーポッター1巻6章のあらすじ
“Harry Potter and the Philosopher’s Stone” の第6章 “The Journey from Platform Nine and Three-Quarters(9と3/4番線からの旅)” では、ロンやハーマイオニーなど超重要人物が一気に登場します!🧙
登場する人物がどんな人でどんな性格をしているのかは、話し方や行動でわかるようになっています😊 人物像をイメージしながら読み進めていきましょう👍️
9と3/4番線への入口
Harry Potter(ハリー・ポッター)は、Hagrid(ハグリッド)からもらったチケットに書かれた「Platform Nine and Three-Quarters(9と3/4番線)」を見て、出発の日を迎えます。
彼はDursley family(ダーズリー家)に駅まで送ってもらいますが、Uncle Vernon(バーノンおじさん)は「9と3/4番線なんてホームはどこにもなさそうだな」と笑って帰っていってしまいます。困っていたHarry(ハリー)は、偶然、魔法使いの家族 Weasley family(ウィーズリー一家) を見つけます。
母親のMolly Weasley(モリー・ウィーズリー)に教えてもらい、駅の柱を通り抜けることで9と3/4番線に入ることができました。そこにはHogwarts Express(ホグワーツ特急)が待っており、Harry(ハリー)はついに魔法界へ旅立ちます。

ホグワーツ特急での出会い
列車内で、Ron Weasley(ロン・ウィーズリー)と出会い、すぐに仲良くなります。Ron(ロン)は貧しい家庭で育ったことや、兄たちが優秀であるためにプレッシャーを感じていることを話します。
途中でお菓子を買い、Harry(ハリー)は初めて魔法界のお菓子、Chocolate Frogs(蛙チョコレート) や Bertie Bott’s Every Flavour Beans(百味ビーンズ) を食べます。
また、Hermione Granger(ハーマイオニー・グレンジャー)にも出会います。彼女は魔法について詳しく、仕切りたがりな性格なため、Ron(ロン)は少し圧倒されます。
Draco Malfoy(ドラコ・マルフォイ)との遭遇
さらに、Crabbe(クラッブ)とGoyle(ゴイル)を引き連れたDraco Malfoy(ドラコ・マルフォイ)も現れます。マルフォイはHarry(ハリー)に友達になるよう誘います。
しかし、Draco(ドラコ)のダイアゴン横丁で会ったときの会話やロンに対しての傲慢な態度から、Harry(ハリー)はその誘いを断ります。この出会いが、今後の関係を大きく左右することになります。
ホグワーツへの到着
旅の途中で、Hogwarts(ホグワーツ)に到着が近づくと、生徒たちは制服に着替えます。
列車が停車すると、Hagrid(ハグリッド)が新入生を迎え、彼らをボートに乗せて湖を渡り、ホグワーツ城へと導きます。
こうして、Harry(ハリー)はついにHogwarts(ホグワーツ)での新たな生活をスタートさせることになります。これから彼を待ち受ける魔法の世界での冒険が、いよいよ幕を開けます。

スタジオツアー東京で撮影しました😊
登場する固有名詞
この章で初登場する固有名詞について、簡単に解説します!
Draco Malfoy(ドラコ・マルフォイ)とその取り巻き
みんな大好き、Draco Malfoy(ドラコ・マルフォイ)の名前がこの章で初登場です!😊
取り巻きのクラッブ、ゴイルもですが、嫌なやつっぽい名前をしています😅 名前の語源について確認してみましょう!
Malfoyの語源
- 不吉な接頭辞「mal-」
- ラテン語の malus(悪い)に由来する接頭辞。
- malicious(悪意に満ちた)、malevolent(他人の不幸を喜ぶ)、malignant(有害な)などの悪意のある単語と近い響きを Malfoy は持っています。
- フランス語の “mal foi”
- フランス語の「mal foi」も語源と言われています。
- mal(悪い)+ foi(信仰・誠意)=「不誠実」「背信」
- 裏切りや背信行為を行う悪そうな家族であることが示唆されています😓
Dracoの語源
ラテン語の draco(ドラコ)は「ドラゴン」「大蛇」という意味があります。スリザリン生らしい名前なので、「スリザリンに入れ」という親の期待が込められた名前なのかもしれません😅
また、古代ギリシャにはドラコン(Draco)という人物がいます。
ドラコンは紀元前7世紀のアテネの立法者ですが、厳格で死刑を多用したため「Draconian(過酷な)」という言葉の語源になっています。

アテネのドラコンとマルフォイは、ちょっと性格が違いそう……?
Vincent Crabbe(ヴィンセント・クラッブ)の語源
Crabbe(クラッブ)
- “Crab”(カニ)🦀 に由来すると考えられます😊
- 英語圏では、カニは意地が悪く、他人についていくだけの性格のイメージを持たれています。
- また、Crabby(カニっぽい)には「気難しい、怒りっぽい」という意味もあります。
Vincent(ヴィンセント)
- ラテン語 vincere(勝つ、征服する)に由来する名前です。
- Vincent van Gogh(フィンセント・ファン・ゴッホ)とも同じ名前ですが、関係はないかも……?
Gregory Goyle(グレゴリー・ゴイル)の語源
Goyle(ゴイル)
- “Gargoyle”(ガーゴイル) から来ていると考えられます。
- ガーゴイルは石造りの怪物のような彫刻で、醜くて鈍重なイメージがあります。
- ゴイルのがっしりした体格や、あまり賢くない性格と結びついています。
Gregory(グレゴリー)
- ラテン語 “gregorius”(群れをなす、集団に属する)から派生した名前です。
- 群れの中でリーダーに従う存在という意味があり、クラッブと同じくドラコの取り巻きであることを示しています。

まとめ
今回はハリーポッターの1巻第6章のあらすじをまとめました!
この章では一気にホグワーツの主要登場人物が現れます!🧙
ロンやハーマイオニー、そしてマルフォイなど、彼らに対してハリーがどのような第一印象を抱いたのか、しっかり理解しながら読み進めていきましょう🪄
この記事であらすじを思い出したら、ぜひ英語版を読んでみてください!

それではまた次回の記事で!
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