ハリポタ1巻9章の単語解説!🐶🐶🐶~頻出形容詞・副詞編~ 

第1巻 Philosopher's Stone

このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています。

今回は、Harry Potter and the Philosopher’s Stone (ハリー・ポッターと賢者の石)の第9章 The Midnight Duel(真夜中の決闘) に出てくる重要な形容詞・副詞について解説します。

シリーズの中で頻繁に出てくる単語は、TOEICなどの試験でもよく出てくる表現です。Harry Potter で単語に慣れると試験の成績もどんどん上がります!💪

この章ではほうきを使った Flying Lesson(飛行訓練)🧹、真夜中のホグワーツを冒険する様子が描かれます 🏰
マルフォイ(Malfoy)ハーマイオニー(Hermione) との関係性の発展も注目ポイントです! 😊

テライ
テライ

伏線もたくさんちりばめられてます🪄

ハリポタ頻出単語 1巻第9章 形容詞・副詞編


frightened(怯えた、怖がった) 😨

意味: 恐怖を感じている、突然の出来事や危険に対して不安を感じる状態

例文:

  • She looked frightened when the door slammed.
    (ドアがバタンと閉まったとき、彼女は怯えた表情を見せた。)
  • He was too frightened to speak.
    (彼は怖くて話せなかった。)

類義語:

  • scared(怖がっている)
  • terrified(恐怖で震えている)
  • panicked(パニック状態の)

反義語:

  • brave(勇敢な)
  • calm(落ち着いた)
  • unafraid(恐れていない)

関連単語:

  • fright(恐怖)
  • fear(恐れ)

⭐️ frightened と frightening の違い

感情を表す単語には 「-ed」で表される単語と、「-ing」で表される単語があります。

この違いを簡単にまとめてみましょう!

テライ
テライ

考え方がわかると、他の単語の意味も想像しやすくなるよ😊

形容詞意味説明例文
frightened怖がっている人が「怖い」と感じている状態(感情)を表すI was frightened by the noise.(私はその音に怖がった
frightening怖がらせるような物・人・状況が「怖い」と思わせる性質があるIt was a frightening experience.(それは恐ろしい経験だった)

🔁 使い方のコツ(-ed vs -ing)

  • -ed(受け身・感情)
    =「(自分がどう感じているか
  • -ing(能動・性質)
    =「(物・人がどんな影響を与えるか

🔸 使用例:

意味
The child was frightened. 😱その子どもは怖がっていた。
(人の感情)
The movie was frightening. ☠️その映画は怖かった。
(主語が「怖がらせる」ものだった)
テライ
テライ

主語が「怖いもの☠️」なのか、「怖がっている😱」のかで使い分けがされるよ
しっかり理解しておこう!


🧠 類似パターン(覚えておくと便利!)

-ed(感じている)-ing(させる)
bored(退屈している)boring(退屈な)
surprised(驚いている)surprising(驚くべき)
interested(興味がある)interesting(興味深い)
tired(疲れている)tiring(疲れさせる)

casually(何気なく、くつろいで) 😎

意味: 特別な注意や緊張を払わず、気楽な態度で行動する様子
例文:

  • He casually walked into the room.
    (彼は何気なく部屋に入ってきた。)
  • She casually mentioned she had met a celebrity.
    (彼女は有名人に会ったことを何気なく話した。)

類義語:

  • nonchalantly(平然と)
  • informally(非公式に、打ち解けた様子で)
  • relaxedly(リラックスして)

反義語:

  • formally(正式に、改まって)
  • seriously(真剣に)
  • tensely(緊張して)

関連単語:

  • casual(カジュアルな)
  • relaxed(リラックスした)

‘Well, a second’s there to take over if you die,’ said Ron casually, getting started at last on his cold pie.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (pp. 164-165). (Function). Kindle Edition.

☝️ このシーンはロンが魔法使いの決闘(Duel)について説明をしています⚔️

日本語訳:
「まあ、“セカンド”は君が死んだときに代わりを務めるためにいるんだよ」とロンは何気なく言いながら、ようやく冷めたパイに手をつけた。

魔法使いの決闘は人が死んだりするのかとハリーは真っ青になります 😨
(実際はホグワーツ1年生同士の決闘で死ぬことはないみたいですが……😅)

テライ
テライ

1巻は魔法使いの奇妙な習慣を知っていくのが楽しいね 😊


stunned(呆然とした、驚いた) 😵

意味: ショックや驚きで一時的に言葉や動きが出ない状態

例文:

  • He was stunned by the news.
    (彼はその知らせに呆然とした。)
  • They looked stunned after the explosion.
    (爆発の後、彼らは呆然としていた。)

類義語:

  • shocked(ショックを受けた)
  • speechless(言葉を失った)
  • dazed(ぼう然とした)

反義語:

  • prepared(準備ができた)
  • composed(落ち着いた)
  • aware(気づいている)

関連単語:

  • stun(衝撃を与える)
  • amazement(驚き)

💎 「stun」が「気絶させる」という意味なので、「気絶されられたように呆然としている様子」を表します 😧

He turned his broomstick sharply to face Malfoy in mid-air. Malfoy looked stunned. ‘Give it here,’ Harry called, ‘or I’ll knock you off that broom!’

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p. 159). (Function). Kindle Edition.

☝️ このシーンではほうきに乗って逃げるマルフォイを、ハリーがほうきに乗って追いかけるシーンです🧹

ほうきに乗ってくると思っていなかったマルフォイが「looked stunned 😨(呆然としているように見えた)」という状態になっています 😁

テライ
テライ

ハリーがやたら強気なのも面白いね😁


typical(典型的な) 📌

意味: よくある、特徴的な、典型的な例を表す
例文:

  • It’s typical of him to be late.
    (遅れるのは彼らしいね。)
  • A typical summer in Japan is hot and humid.
    (日本の典型的な夏は暑くて湿気が多い。)

類義語:

  • usual(いつもの)
  • characteristic(特徴的な)
  • common(一般的な)

反義語:

  • atypical(異常な)
  • unusual(珍しい)
  • rare(まれな)

関連単語:

  • typically(典型的に)
  • stereotype(固定観念)

Flying lessons would be starting on Thursday – and Gryffindor and Slytherin would be learning together.
Typical,’ said Harry darkly. ‘Just what I always wanted. To make a fool of myself on a broomstick in front of Malfoy.’

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p. 153). (Function). Kindle Edition.

☝️ 楽しみにしていた「Flying lessons(飛行訓練)」がスリザリンと合同授業になったことを知り、ハリーは「Typical」とぼやいています 😔

テライ
テライ

どういう意味か、詳しく解説します!

Typical」は皮肉的な意味で使われています☝️

🔸 1. 「Typical」の意味と使い方

  • Typical は元々、「典型的な」「よくある」「ありがちな」という意味を持つ形容詞です。
  • しかし、会話や感情的な文脈で使われるときは、皮肉や不満を込めたニュアンスが強くなります。

🔁 このシーンの「Typical」は…

👉 「またかよ」「どうせそうなると思ったよ」「最悪だな」
というような、がっかり感・あきれ・皮肉を込めた言い回しです。

🇯🇵 日本語でいうと……
「最悪の展開じゃん」
「まったくいつもこうだ」
「またかよ、うんざりだ」
といった意味合いになります 😅

テライ
テライ

ハリーの落胆っぷりが伝わってくるね……


numbly(無感覚に、ぼんやりと) 🧊

意味: 感情や感覚が麻痺して反応できない状態で

例文:

  • He nodded numbly after hearing the bad news.
    (悪い知らせを聞いた後、彼はぼんやりとうなずいた。)
  • She walked away numbly, unable to speak.
    (彼女は無感覚に立ち去り、話すこともできなかった。)

類義語:

  • blankly(ぼんやりと)
  • dully(鈍く)
  • vacantly(虚ろに)

反義語:

  • vividly(鮮明に)
  • consciously(意識的に)
  • sharply(鋭く)

関連単語:

  • numb(麻痺した)
  • paralyzed(麻痺した)

Harry caught sight of Malfoy, Crabbe and Goyle’s triumphant faces as he left, walking numbly in Professor McGonagall’s wake as she strode towards the castle.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p. 160). (Function). Kindle Edition.

☝️ このシーンでは、無断飛行していたハリーがマクゴナガル先生に見つかり、どこかへ連れて行かれています 🤷

Malfoy, Crabbe and Goyle’s triumphant faces」は「マルフォイ、クラッブ、ゴイルの勝ち誇った顔」という意味です 😏

ハリーは「退学にされる」と思い「walking numbly(無感覚に歩く)」状態になっています 😓

まとめ

今回はハリポタ1巻の9章に出てきた次の動詞を解説しました。

  • frightened(怯えた、怖がった) 😨
  • casually(何気なく、くつろいで) 😎
  • stunned(呆然とした、驚いた) 😵
  • typical(典型的な) 📌
  • numbly(無感覚に、ぼんやりと) 🧊

frightened」と「frightening」のような感情を表す単語は今後も色々と登場します😊
しっかりと違いを理解しておきましょう!

テライ
テライ

それではまた次の記事で!

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