このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています。
今回は、Harry Potter を英語で読んでみたいけど、Harry Potter を読むのが久々すぎて内容をほとんど忘れてしまったという人に向け、1巻4章のあらすじとポイントをまとめました。
この内容を確認すれば、すんなり Harry Potter の世界に入っていけます🧙
早速見ていきましょう!
ハリーポッター1巻4章のあらすじ
“Harry Potter and the Philosopher’s Stone” の第4章 “The Keeper of the Keys” では、ついにHarry が自分が魔法使いであることを知ります。
そしてシリーズ重要人物のハグリッド(Hagrid)が登場します!
Hagrid のセリフはなまりをそのまま文字で表しており、文法がおかしかったり綴りが通常と違ったりします。最初は少し読みづらいと思いますが、この章から少しづつ慣れていきましょう!
第4章のあらすじ
第3章のラストでは手紙から逃げ続けるダーズリー家のもとに、謎の訪問者が現れるシーンで終わりました。第4章ではその訪問者から、ついに手紙の中身とハリーの正体について話されます・・・。
ついに手紙の中身が……!
ハリーが11歳の誕生日を迎える日、ダーズリー一家は手紙が届き続けるのを避けるため、海上の小屋に逃げ込みます。
その夜、嵐の中で小屋に誰かが訪れ、12時を回る瞬間に扉が勢いよく開かれます。その訪問者は巨人のように大きな男性、ルビウス・ハグリッド(Rubeus Hagrid)でした。
ハグリッドはハリーに誕生日ケーキをくれます。そして、自分が魔法使いであること、そしてホグワーツ魔法魔術学校への入学許可が与えられていることを伝えます。
ハリーは自分が魔法使いだと聞いても、「多分人違いだよ。自分はただのハリー(just Harry)だよ」とはじめのうちは否定します。しかし、ハグリッドから「怒ったり困ったりしたときに周りで不思議なことが起こったことはないか?」と聞かれ、思い当たることが多いことに気づき、魔法使いであることを受け入れるのでした。
さらに、ハリーの両親であるリリーとジェームズがどのようにして亡くなったのかも説明します。彼らは自動車事故ではなく、ヴォルデモート(You-Know-Who)という恐ろしい闇の魔法使いによって命を奪われたのです。
ハリーの正体がバラされたことに対し、ダーズリー家の伯父バーノンと伯母ペチュニアは怒りをあらわにします。(特にペチュニアおばさん)
ダーズリーの一家はハリーの魔法使いの力を無くそうとして、これまで押さえつけていたのでした。しかし、ハグリッドは、「ハリーがホグワーツへ入学することを、マグル(Muggle)には止められない」一蹴するのでした……。
ダーズリー家はそれでも反対を続けます。最終的にバーノンおじさんは「頭のおかしい年寄りが手品(magic tricks)を教えるのに金など出さない」と強く宣言します。
この一言でハグリッドは怒りに我を忘れてしまい、ダドリーに豚の尻尾を生やす魔法をかけてしまいます。この行動に恐れをなしたおじさんたちは小屋の奥に引きこもってしまいます。
その後、ハリーは初めて魔法の世界への興奮と期待を胸に、ハグリッドと共に眠りにつくのでした……。
シリーズを通して考えると、無理矢理にでも魔法界からハリーを離そうとしたダーズリー家の考え方も間違っていなかった気がするね……😢
ハリーが受け取った手紙の宛名
HOGWARTS SCHOOL OF WITCHCRAFT AND WIZARDRY
Headmaster: Albus Dumbledore
(Order of Merlin, First Class, Grand Sorc., Chf. Warlock,
Supreme Mugwump, International Confed. of Wizards)Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) Pottermore Publishing. Kindle 版.
ハリーの元に届いたホグワーツ魔法魔術学校の手紙です。
(ダンブルドアに不思議な称号が色々とついていて面白いですね)
WITCHCRAFT も WIZARDRY もどちらも魔法を表す単語でほとんど意味に違いはありません。
細かく分けると、Witchcraft は主に女性、Wizardry は主に男性に関連付けられることが多いですが、現代では性別に関係なく使われる場合もあります。
Hagrid(ハグリッド)のなまり
Hagrid のセリフは訛りを表現するために、文法的に正しくなかったり、子音が省略された表現がされています。例を挙げると次のようなものがあります。
- about → abou’
- should have → shoulda
- Shouldn’t have lost my temper. → Shouldn’ta lost me temper.
ハグリッドはシリーズを通して登場する重要人物なので、少しずつハグリッドの訛りに慣れていきましょう!
ハグリッドの訛りの解説記事も書く予定なので、楽しみにしてね!
まとめ
今回はハリーポッターの1巻第4章のあらすじをまとめました!
この章ではついに手紙の中身とハリーの正体、魔法の世界について説明がされます。魅力的な登場人物のハグリッドも登場してどんどんストーリーが盛り上がってきますね!😄
この記事であらすじを思い出したら、ぜひ英語版を読み進めてみてください!
それではまた次回の記事で!
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