ハリーポッター1巻4章の単語解説!~その他頻出単語編~ 

第1巻 Philosopher's Stone

このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています。

今回は、 Harry Potter and the Philosopher’s Stone (ハリー・ポッターと賢者の石)の第4章 “The Keeper of the Keys” に出てくる動詞以外の重要な単語について解説します。

シリーズの中で頻繁に出てくる単語は、TOEICなどの試験でもよく出てくる表現です。Harry Potter で単語に慣れると試験の成績もどんどん上がるはずです!💪

読み進める中で迷子にならないよう、このページでしっかり学んでいきましょう!

ハリポタ頻出単語 1巻第4章 形容詞・副詞編

今回は4章で登場する動詞以外の頻出単語について解説します!
Harry Potterだけでなく、いろんな文章に登場する頻出単語ばかりです。しっかり理解して読み進めるようにしましょう!

armed

  • 意味: 武装した、準備の整った
  • 関連単語: equipped, weaponized
  • 例文: The police officer was armed and ready to respond.
    (その警察官は武装して対応する準備ができていました。)

armed は武器を持っている状態を表します。

武装解除の呪文(Disarming Charm)について

ハリーの得意な呪文「Expelliarmus(エクスペリアームズ)」は Disarming Charmと呼ばれています。

dis(否定の接頭語) + arming(武装する)で武装解除という意味になっています。

また、Expelliarmus(エクスペリアームズ)はラテン語のexpello(追い払う)arma(武器)から呪文が作られています。

ceiling

  • 意味: 天井、限界
  • 関連単語: roof, upper limit
  • 例文: The room had a high ceiling.
    (その部屋は天井が高かった。)

ホグワーツの大広間(great hall)の天井は、空が映り、ろうそくが浮いている様子が印象的ですね

スタジオツアー東京で紹介されていましたが、映画の第1弾「賢者の石」では全て本物のロウソクを吊って撮影していたそうです🫢

テライ
テライ

ロウが落ちてきて大変だったそう💦
秘密の部屋以降はCGになったようです😄

fierce

  • 意味: 激しい、獰猛な
  • 関連単語: intense, ferocious, aggressive
  • 例文: The fierce competition made it difficult to win.
    (激しい競争のため、勝つのが難しかった。)

状況や人の性格を表す時に使われます。

賢者の石4章では下記のような場面で使われています。

Harry looked up into the fierce, wild, shadowy face and saw that the beetle eyes were crinkled in a smile.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) Pottermore Publishing. Kindle 版.

ハリーが初対面のハグリッドを見て感じた印象が描かれています。

最初にfierce(厳しい)wild (野生的な)shadowy (影のある)というネガティブな印象が最初に出ているのが面白いですね😊

後半の「the beetle eyes were crinkled in a smile」は「カブトムシのような目は、笑顔でシワが寄っていた」という意味になっています。

crinkle:動詞「しわが寄る」、名詞「細かいしわ」
 笑ったときにできる目尻のシワを表すことが多いです。

パッとみた印象だと怖いけど、詳しく知ると優しい性格が分かるハグリッドの様子が良くわかりますね。

テライ
テライ

一行でハグリッドらしさがわかる良い文章だね😊

bewildered

  • 意味: 困惑した、混乱した
  • 関連単語: confused, puzzled
  • 例文: He looked bewildered by the complicated instructions.
    (彼は複雑な指示に困惑した表情をしていました。)

超頻出単語です!

bewilder(困惑させる、混乱させる)に -ed が付いて「困惑させられた、困惑した」という意味になっています。予想外の出来事でひどく困惑している様子を表します。

同じような単語として、次のような言葉があります。

  • confuse(混乱させる)
    confused(混乱した)
    一時的に混乱している様子
    I felt confused during the lecture. (講義中に混乱した。)
  • perplex(戸惑わせる)
    perplexed(戸惑った)
    どうすればよいかわからず戸惑っている様子
    I was perplexed by his reaction. (彼の反応に戸惑った。)
  • puzzle(困惑させる)
    →puzzled(困惑した)
    理解できなくて困っている様子
    She looked puzzled by the riddle. (彼女はそのなぞなぞに首をかしげた。)

bewilder の語源

be-(強調) + wilder(迷わせる) → 「完全に迷わせる」
→ もともとは「道に迷わせる」という意味があり、そこから「混乱させる・困惑させる」に発展しました。

rage

  • 意味: 激怒、憤怒😡
  • 関連単語: anger, fury
  • 例文: She was filled with rage after hearing the news.
    (彼女はそのニュースを聞いて激怒しました。)

こちらも超頻出単語です
次のような表現で、「怒りながら」を表現することが多いです💦

  • with rage(怒りながら)
  • in rage(怒りながら)
  • 〇〇 of rage(怒りの〇〇)
    例:roar of rage(怒りの叫び声)

rage と outrage の違い

同じような単語で、outrage(激怒、憤怒)があります。

rage は「個人的な怒り・爆発的な怒り」で、短時間でカッとなっていることが多く、長引くことは少ないです。

outrageは「不正や不道徳に対する強い怒り、社会的な問題に対する憤慨」を表します。怒っている対象からもわかる通り、長期間持続する怒りを表すことが多いです😡

まとめると下の表のようになります!

単語意味怒りの種類持続時間例文
Rage激しい怒り、憤怒個人的、爆発的短期間He shouted in rage.(彼は怒りで叫んだ。)
Outrage不正・不道徳に対する怒り社会的、道徳的長期間The new law sparked outrage.(新しい法律は激しい怒りを引き起こした。)
テライ
テライ

outrage は「賢者の石」の中で1回しか登場しないよ
探してみてね👍

incredible

  • 意味: 信じられない、素晴らしい
  • 関連単語: unbelievable, amazing
  • 例文: The view from the mountain was incredible.
    (その山からの景色は信じられないほど素晴らしかった。)

何かいいものを見たときに、‘It’s incredible!’ と褒める使い方をすることも多いです。

Harry Potter 本編では地の文でよく使われ、ハリーが「すごい!」と思ったことが率直に表現されています😊

他にも色々な褒め言葉

ハリーポッターでよく出てくる褒め言葉を以下一気に紹介しましょう!

単語意味ニュアンス
Incredible信じられないほどすごい驚きや感動を強調
Brilliant天才的な、素晴らしい知的なすごさを強調
Amazing驚くほど素晴らしい一般的な賞賛表現
Fantastic最高の、すごい楽しさや喜びを強調
Outstanding傑出した、並外れた他と比べて優れている
Marvelous素晴らしい、驚異的な上品な印象を与える
Spectacular壮観な、目を見張るような視覚的なインパクトがある
Genius天才的知性や発想のすごさを強調
Extraordinary並外れた、非凡な強く印象に残る
Remarkable注目に値する、驚くべき特別な才能や業績を評価
テライ
テライ

‘Brilliant!’ はロンがハリーやハーマイオニーを褒めるときに良く言うよ😄
イギリス英語で「最高!」くらいのカジュアルな褒め言葉です👍

まとめ

今回はハリポタ1巻の4章に出てきた次の単語を解説しました。

  • armed:武装した、準備の整った
    ExpelliarmusDisarming Charm
  • ceiling:天井、限界
  • fierce:激しい、獰猛な
    (初対面のハグリッドの印象)
  • bewildered:困惑した、混乱した
    もともとは「道に迷わせる」という意味から
  • rage:激怒、憤怒😡
    in rage, with rage(怒りながら)
  • incredible:信じられない、素晴らしい
    ロンの口癖は ‘Brilliant!’ 

今回紹介した単語は、ハリー・ポッターだけでなく他の文章でもよく出てくる単語ばかりです。しっかりと覚えておきましょう!

テライ
テライ

それではまた次の記事で!

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