このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています。
今回は、 Harry Potter and the Philosopher’s Stone (ハリー・ポッターと賢者の石)の第4章 “The Keeper of the Keys” に出てくる重要な動詞について解説します。
シリーズの中で頻繁に出てくる単語は、TOEICなどの試験でもよく出てくる表現です。Harry Potter で単語に慣れると試験の成績もどんどん上がるはずです!💪
読み進める中で迷子にならないよう、このページでしっかり学んでいきましょう!

動詞が分かると英語が分かる!
ハリポタ頻出単語 1巻第4章 動詞編
今回は4章で登場する動詞について解説します!
Harry Potterだけでなく、いろんな文章に登場する頻出単語ばかりです。しっかり理解して読み進めるようにしましょう!
crash
- 意味: 衝突する、墜落する、大きな音を立てて壊れる
- 関連単語: collide, accident, impact
- 例文: The car crashed into a tree.
(車が木に衝突しました。)
1巻だけで20回近く登場する単語です。「ハリーの両親は交通事故(car crash)で亡くなった」とダーズリー家に言われていたので、その関係で何度も出てきます。
非常に似た単語に crush があります。ここで簡単に意味の違いを理解しておきましょう😊
比較項目 | Crush | Crash |
---|---|---|
意味 | 押しつぶす、片思い、人混み | 衝突する、大きな音を立てる、故障する |
感覚 | ゆっくりとした動作や感情的なニュアンス | 突発的で激しい動きや出来事 |
発音 | /krʌʃ/ | /kræʃ/ |
Crush は「ゆっくり圧力を加えるイメージ」
Crash は「衝撃的なイメージ」

似た言葉はまとめて覚えちゃおう!
growl
- 意味: うなり声を上げる、怒鳴る
- 関連単語: grumble, snarl
- 例文: The dog growled at the stranger.
(犬が見知らぬ人に向かってうなり声を上げました。)
growl も1巻で10回も出てくる単語です。犬がうなっているようなイメージで、怒りをあらわにしながら低い声で話す時によく使われます。

growl している人は間違いなく怒ってるよ💦

explode
- 意味: 爆発する、爆発的に増加する
- 関連単語: burst, detonate
- 例文: The balloon exploded when it was overinflated.
(風船は空気を入れすぎて爆発しました。)
これも1巻で10回近く登場する単語です!
比喩的に「怒りを爆発させる」と言う意味で使われることもあります。
‘Neville,’ Ron exploded, ‘get away from that hole and don’t be an idiot –’
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.292). Pottermore Publishing. Kindle 版.
このシーンではハリーたちの前に立ちはだかるネビル(Neville)に対して、ロン(Ron)が怒りを爆発させています。

映画にも出てきた賢者の石の重要シーンだね😊

reckon
- 意味: 推測する、考える
- 関連単語: estimate, guess, suppose
- 例文: I reckon it will rain tomorrow.
(明日は雨が降ると思います。)
1巻で約10回登場しています。意味は think とほぼ変わりません。
イギリスで使われるThink のくだけた表現で、主にハグリッド(Hagrid)、ロン(Ron)、ハリー(Harry)のセリフの中で登場します。2巻以降にも頻繁に登場するので覚えておきましょう。
enclose
- 意味: 同封する、囲う
- 関連単語: included, attached
- 例文: The letter was enclosed in an envelope.
(手紙は封筒に同封されていました。)
封筒などの中に何かが入れられている時に使われる表現です。
persuade
- 意味: 説得する
- 関連単語: convince, influence
- 例文: I persuaded him to join the project.
(私は彼を説得してそのプロジェクトに参加させました。)
persuade は受験英語ではかなりの頻度で出てくる単語ですね😅
「persuade 人 to 動詞」で「説得して人に○○させる」という意味になります。
I have been trying to persuade people to call him by his proper name: Voldemort.
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.11). Pottermore Publishing. Kindle 版.
これはダンブルドアのセリフで「ヴォルデモートを正しい名前で呼ぶようにみんなを説得しようとしてきた」という意味になっています。

英語の試験では超頻出単語!
ここで覚えとこう💪
curse
- 意味: 呪う、のろい
- 関連単語: hex, spell, swear
- 例文: He believed someone had put a curse on him.
(彼は誰かが自分に呪いをかけたと信じていました。)
1巻だけで20回以上登場する Harry Potter の世界の頻出単語です🧙
Curse は魔法の中でも「(悪い)呪いをかける」と言う意味が強く、悪意を持った魔法に使われます。他にも魔法をかけるという言葉は色々あるので、簡単に紹介しましょう。
- spell: 一般的な魔法の呪文
- bewitch: 魅了や支配を目的とした魔法
- charm: 軽い便利な魔法
- curse: 不幸や害を与える呪い
- enchantment: 強力で美しい、または壮大な魔法

魔法関係の単語はまた別の記事で詳しく紹介するよ🧙

まとめ
今回はハリポタ1巻の4章に出てきた次の動詞を解説しました。
- crash:衝突する、墜落する
- growl:うなり声を上げる、怒鳴る
- explode:爆発する、怒りを爆発させる
- reckon:推測する、考える
- enclose:同封する、囲う
- persuade:説得する
- curse:呪う、のろい
今回紹介した単語は、ハリー・ポッターだけでなく他の文章でもよく出てくる単語ばかりです。しっかりと覚えておきましょう!

それではまた次の記事で!🐸
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