ハリーポッター1巻5章の単語解説!~形容詞・副詞編~ 

5章形容詞・副詞 第1巻 Philosopher's Stone

このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています。

今回は、Harry Potter and the Philosopher’s Stone (ハリー・ポッターと賢者の石)の第5章 “Diagon Alley” に出てくる形容詞・副詞について解説します。

5章はダイアゴン横丁に到着し、ハリーとハグリッドで魔法界に必要なものをショッピングして回る、とても楽しい章です😊 魔法界特有の単語も多いですが、今後もシリーズ内で出てくる英単語も多く登場します。

シリーズの中で頻繁に出てくる単語は、TOEICなどの試験でもよく出てきます💪ハリーポッターを読み進めていくうちに、どんどん試験の成績も上がるかもしれません👍

このページでは覚える手助けになるように、類義語や例文、ハリーポッター内での使われ方などを解説しています🪄
少しでもハリポタシリーズを読み進める手助けになれたら嬉しいです😊

テライ
テライ

さっそく見ていきましょう!

ハリポタ頻出単語 1巻第5章 副詞・形容詞編

今回は5章で登場する副詞・形容詞について解説します!
Harry Potterだけでなく、いろんな文章に登場する頻出単語ばかりです。しっかり理解して読み進めるようにしましょう!

tight(きつい、しっかりした)

意味: (物理的に)きつい、厳格な、余裕がない
例文:

  • The schedule is very tight, so we need to hurry.
    (スケジュールがとても厳しいので急ぐ必要がある。)
  • He tied the rope tight to secure the package.
    (彼は荷物を固定するためにロープをしっかりと結んだ。)

類義語:

  • firm(しっかりした)
  • rigid(厳格な)
  • narrow(狭い)

関連単語:

  • tighten(締める、厳しくする)
  • tight schedule(厳しいスケジュール)

物理的に「きつい」場合でも、概念的にに「きつい、厳しい」場合でもよく使われる単語です💦

Although he could tell it was daylight, he kept his eyes shut tight.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.66). Pottermore Publishing. Kindle 版.

上の文章はハリポタ5章本編から。
ハリーが朝になっても「目をきつく閉じている」様子を「shut tight」と表現しています。

テライ
テライ

「ハグリッドが来たのは夢だったんだ」と思って目を開けようとしないハリーが面白いシーンだね😊


eager(熱心な、~したがる)

意味: 何かを強く望んでいる、意欲的な
例文:

  • She was eager to start her new job.
    (彼女は新しい仕事を始めるのを楽しみにしていた。)
  • The children were eager for the trip to begin.
    (子供たちは旅行が始まるのを楽しみにしていた。)

類義語:

  • enthusiastic(熱心な)
  • keen(~に熱中している)
  • excited(わくわくしている)

関連単語:

  • eagerly(熱心に)
  • eagerness(熱意)

ほとんど「be eager to 〜(〜するのを楽しみにしている)」の形で登場します!

‘If I was ter – er – speed things up a bit, would yeh mind not mentionin’ it at Hogwarts?’
‘Of course not,’ said Harry, eager to see more magic.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.68). Pottermore Publishing. Kindle 版.

ハリポタ5章ではこんな使われ方👆
上のシーンではハリーが「もっと魔法を見たい」と思っている様子が表されています🪄

こんな風に、「〇〇, 形容詞」で後ろから修飾する形は英語でよく登場します!

テライ
テライ

「eager」は、
・ワクワクしながら
・身を乗り出しながら
楽しみにしているイメージです😄


ordinary(普通の、平凡な)

意味: 特別ではない、一般的な、平凡な
例文:

  • This is just an ordinary day at work.
    (これはただの普通の仕事の日だ。)
  • He wore an ordinary suit, nothing fancy.
    (彼は普通のスーツを着ていて、特におしゃれではなかった。)

類義語:

  • common(一般的な)
  • usual(通常の)
  • normal(普通の)

関連単語:

  • extraordinary(並外れた)
  • ordinarily(通常は)

ハリポタシリーズの序盤では、魔法界と対比して Muggleマグルの日常を表す単語として「ordinary」や「normal」が使われています。

飛び抜けた人を表す言葉として、この対義語の「extraordinary(並外れた)」もよく登場します!しっかり覚えておきましょう😊

This was just an ordinary street full of ordinary people. Could there really be piles of wizard gold buried miles beneath them?

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.73). Pottermore Publishing. Kindle 版.

「普通の人々でいっぱいの普通の街」に魔法界の入り口があるのか疑問に思うハリー……

テライ
テライ

「普通の街」から魔法界に入っていくのが「賢者の石」の楽しいところだよね😊

普通の街ロンドン

peculiar(奇妙な、特有の)

意味: 変わっている、独特の
例文:

  • He has a peculiar way of speaking.
    (彼は独特な話し方をする。)
  • There was a peculiar smell in the room.
    (部屋には奇妙な匂いがした。)

類義語:

  • strange(奇妙な)
  • unusual(普通でない)
  • odd(変な)

関連単語:

  • peculiarity(特異性)
  • uniqueness(独自性)

(不思議に思うような)奇妙な独特な」ことを表す単語です。

In fact, Harry had the most peculiar feeling that only he and Hagrid could see it.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.73). Pottermore Publishing. Kindle 版.

ハリポタ本編での使われ方はこちら👆
Leaky Cauldron(漏れ鍋)はハリーとハグリッドにしか見えないんじゃないか」という奇妙な気持ちをハリーが抱いています。

テライ
テライ

ハリーは初対面のQuirrell(クィレル)先生のことも peculiar と表現してます😄


still(静かな、じっとした/それでも)

意味: 動かない、静かな/しかしながら、それでも
例文:

  • The lake was completely still in the morning.
    (湖は朝になると完全に静かだった。)
  • It was raining, but they still went for a walk.
    (雨が降っていたが、それでも彼らは散歩に出かけた。)

類義語:

  • quiet(静かな)
  • motionless(動かない)
  • nevertheless(それにもかかわらず)

関連単語:

  • stillness(静けさ)
  • stand still(静止する)

still は次のように色々な使われ方があります。

  • 副詞:「まだ〜している
  • 形容詞:「静かな・じっとした
  • 接続詞:「それでも・とはいえ

どの使われ方でも頻繁に登場する、超頻出単語です!
1巻「賢者の石」だけで90回以上登場します!

テライ
テライ

意味を理解して読めるようにしよう💪

The Leaky Cauldron had suddenly gone completely still and silent.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.74). Pottermore Publishing. Kindle 版.

5章で登場するこの使われ方は、店全体が「完全に固まって静かになった」ことを表しています🥶

Be still!” や “Stay still!” で「静かにして!」「じっとして!」という意味になります。
Stay still! と言われたらむやみに動かないようにしましょう……!


vast(広大な、莫大な)

意味: 非常に大きい、広大な
例文:

  • The vast ocean stretched out before us.
    (広大な海が私たちの前に広がっていた。)
  • He has a vast amount of knowledge on the subject.
    (彼はその分野について莫大な知識を持っている。)

類義語:

  • huge(巨大な)
  • immense(計り知れない)
  • enormous(莫大な)

関連単語:

  • vastness(広大さ)
  • vast majority(圧倒的多数)

海や草原などが「広大に」広がっている様子をイメージする単語です。

大きさよりも広さや空間の広がりが大きいことを表す時によく使われます。

A pair of goblins bowed them through the silver doors and they were in a vast marble hall.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.78). Pottermore Publishing. Kindle 版.

👆このシーンではグリンゴッツの広さを表す単語として「vast」が使われています。ものすごい広さのホールで goblins(小鬼)が働いているんでしょう。

vast ocean(イメージ)

fabulous(素晴らしい、信じられないほどの)

意味: すごく良い、伝説的なほどの
例文:

  • We had a fabulous time at the party.
    (私たちはパーティーで素晴らしい時間を過ごした。)
  • She is a fabulous dancer.
    (彼女は素晴らしいダンサーだ。)

類義語:

  • amazing(驚くほど素晴らしい)
  • fantastic(素晴らしい)
  • incredible(信じられないほどの)

Something really extraordinary had to be inside this top-security vault, Harry was sure, and he leant forward eagerly, expecting to see fabulous jewels at the very least – but at first he thought it was empty.

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.81). Pottermore Publishing. Kindle 版.

👆5章に登場する、Vault seven hundred and thirteen(713番金庫)の中身を見た時のハリーの反応です👀
fabulous jewels(素晴らしい宝石)があるかと思ったら、小さい包みしかなくて拍子抜けするハリーです😊

まとめ

今回はハリポタ1巻の5章に出てきた次の形容詞・副詞を解説しました。

  • tight(きつい、しっかりした)
  • eager(熱心な、~したがる)
  • ordinary(普通の、平凡な)
  • peculiar(奇妙な、特有の)
  • still(静かな、じっとした/それでも)
  • vast(広大な、莫大な)
  • fabulous(素晴らしい、信じられないほどの)

今回紹介した単語は、ハリー・ポッターだけでなく他の文章でもよく出てくる単語ばかりです。しっかりと覚えておきましょう!

テライ
テライ

それではまた次の記事で!

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