ハリポタ1巻8章を英語で読んでみよう🪄~あらすじ解説「スネイプ先生の第一印象編」〜

8章あらすじ解説 第1巻 Philosopher's Stone

このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています。

今回は、Harry Potter を英語で読んでみたいけど、Harry Potter を読むのが久々すぎて内容をほとんど忘れてしまったという人に向け、1巻8章The Potion Master(魔法薬学の先生)」のあらすじと、注目ポイントについてまとめました🪄

この内容を確認すれば、英語でもすんなり Harry Potter の世界に入っていけるはずです😊

この章ではホグワーツでの学生生活が本格的に始まります 🏰
仕掛けだらけのホグワーツ城にハリーたちは翻弄されまくります💦

そして、タイトルにもなっている魔法薬学の先生は、ハリーに思うところがあるようで……🤔

テライ
テライ

初対面のスネイプ先生を楽しもう😊

第8章「The Potion Master (魔法薬学の先生)」あらすじ

🏰 ホグワーツでの授業がスタート!

🌅 新学期が始まり、Harry Potter(ハリー・ポッター) たちは Hogwarts(ホグワーツ魔法魔術学校) での授業を受けるようになります📚✨

生徒たちは、魔法の授業や生活に驚きとワクワクがいっぱい です!

🧹 「魔法史(History of Magic)」 では、唯一の幽霊教師 Professor Binns(ビンズ先生👻) が単調な授業を続け、ほとんどの生徒が眠くなってしまいます😴💤

🌿 「薬草学(Herbology)」 では Professor Sprout(スプラウト先生🌱) から、魔法植物の扱いを学びます🪴

📜 「変身術(Transfiguration)」 では Professor McGonagall(マクゴナガル先生🐱) の授業を受け、変身術の難しさに驚かされます😮‍💨


🔮 スネイプ教授の冷たい態度

そして … 「魔法薬学(Potions)」 の授業では Professor Severus Snape(セブルス・スネイプ🧪) が登場☠️

Snape(スネイプ)は、授業の最初から Harry(ハリー)に非常に厳しい態度 を取ります😨💦

スネイプ先生は突然ハリーに対し次のような問いかけをするのでした……🗣️

アスフォデル(asphodel)の粉末をニガヨモギ(wormwoodの抽出液に加えると、何ができるか?

もし私がベゾアール(Bezoarを探せと言ったら、どこを探す?

💭 Harry(ハリー)は答えられず、クラスの前で恥をかかされます…😔

Snape(スネイプ)の Harry(ハリー)への敵意 は明らかで、Harry(ハリー)は 「なぜこんなに嫌われ(hated)ているのか?」 と不思議に思います🤔

テライ
テライ

ベゾアール石(Bezoar)は6巻「謎のプリンス」でも登場するね💎


🦉 ふくろう便と怪しい出来事

授業が終わると、生徒たちは 「ふくろう便(Owl Post)」 で家族や友達からの手紙を受け取ります📜🦉

Hagrid(ハグリッド)から「遊びにきなよ」というふくろう便を受け取ったハリーは、ハグリッドの小屋にロンといっしょに遊びに行きます。

ハグリッドの小屋にあった新聞から、Gringotts(グリンゴッツ魔法銀行🏦)で奇妙な出来事があったこと を知ります…!

Hagrid(ハグリッド)は、Harry(ハリー)と一緒にGringottsを訪れた日(ハリーの誕生日)に、「Vault 713(713番金庫)」 から何かを持ち出していました😲💰

その同じ日に、その金庫が何者かに襲撃されていた ことが判明💥
しかし 金庫は空っぽだったため、何も盗まれなかった とのこと…

💭 「ハグリッドは盗みに入られる前にグリンゴッツから何かを持ち出した?」
Harry(ハリー)の中で、新たな疑問が生まれます🤔💭


✨ これからの展開が気になる章!

🎩 Snape(スネイプ)の謎めいた態度、Gringottsの襲撃事件… いろんな伏線が張り巡らされた章です🕸️

シリーズをすべて読み終わってから見ると、スネイプ先生の気持ちも想像できる味わい深い章になっています😌

スネイプ先生の言葉はやや難しい単語も多いので、意味を見失わないようにしましょう!

「スタジオツアー東京」の魔法薬学の部屋
雰囲気がすごく良い👍️

スネイプ先生の第一印象を思い出そう!🔮

ハリーと初対面の反応😕

Snape, like Flitwick, started the class by taking the register, and like Flitwick, he paused at Harry’s name.
‘Ah, yes,’ he said softly, ‘Harry Potter. Our new – celebrity.’

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (pp. 145-146). (Function). Kindle Edition.

この場面は、『ハリー・ポッターと賢者の石』 でハリーが初めてスネイプ先生の授業(魔法薬学)を受けたシーンです🧪
スネイプ先生は出席を取りながらハリーの名前に反応し、皮肉っぽく “Our new – celebrity.”(「我々の新しい…有名人だな」)と言います。

“celebrity”(有名人) という単語自体には、もともとポジティブな意味がありますが、スネイプ先生の意図は軽蔑を込めた皮肉 になります。

“celebrity” の皮肉な使い方

  • 普通の意味 → 「著名人」「人気者」「世間に知られた人」
    ✅ 例:「Taylor Swift is a global celebrity.」(テイラー・スウィフトは世界的な有名人だ。)
  • スネイプ先生の使い方 → 「有名なだけの人」「注目されているだけで実力はない人
    → ハリーが何の努力もせずに有名になったというニュアンスも含んでいます😗

スネイプ先生の心の中には、
「お前は英雄としてもてはやされているが、実際は何もしていない」
という冷ややかな視線があるのです😕

スネイプ先生の魔法薬学への熱意🧪

‘I don’t expect you will really understand the beauty of the softly simmering cauldron with its shimmering fumes, the delicate power of liquids that creep through human veins, bewitching the mind, ensnaring the senses … I can teach you how to bottle fame, brew glory, even stopper death – if you aren’t as big a bunch of dunderheads as I usually have to teach.’

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p. 146). (Function). Kindle Edition.

☝️詩的な表現で魔法薬学について紹介するスネイプ先生👍️

魔法薬学のことは本当に好きな様子が良いですよね😊

テライ
テライ

後半に登場する比喩表現を解説します

① “the beauty of the softly simmering cauldron with its shimmering fumes”

(静かに煮え立つ大釜の、美しく揺らめく蒸気の美しさ)

  • 「softly simmering cauldron」
    (静かに煮え立つ大釜)
  • 「shimmering fumes」
    (揺らめく蒸気)

② “the delicate power of liquids that creep through human veins, bewitching the mind, ensnaring the senses”

(人の血管を忍び込み、心を惑わせ、感覚を絡め取る液体の繊細な力)

比喩のポイント

  • 「creep through human veins」
    (人の血管を忍び込む)
    魔法薬が体内を流れ、ゆっくりと作用する様子を擬人化しています💧
    → “creep“(忍び込む)は、薬が静かに浸透し、徐々に効いていくイメージを強調しています🥷
  • 「bewitching the mind, ensnaring the senses」
    (心を惑わせ、感覚を絡め取る)
    → “bewitch”(魔法をかける)=精神に影響を与える魔法的な力
    → “ensnare”(罠にかける)=感覚を支配し、逃れられなくする作用

③ “I can teach you how to bottle fame, brew glory, even stopper death”

(名声を瓶に詰め、栄光を煎じ、死をもせき止める方法を教えられる)

比喩のポイント

  • 「bottle fame」(名声を瓶に詰める)
    魔法薬を使って名声を得ることができる成功を手に入れる手段としての魔法薬
  • 「brew glory」(栄光を煎じる)
    魔法薬を作ることで偉大な成果を得られる勝利や偉業を成し遂げる
    → “brew“(煎じる)は、魔法薬を作る行為そのもの
  • 「even stopper death」
    (死すらも防ぐことができる)

解釈

スネイプ先生は、魔法薬学がただの「学問」ではなく、人生を左右するほどの力を秘めていることを伝えようとしています💀

テライ
テライ

魔法薬に関する単語で表現してるのがおしゃれ✨️

ハリーに無茶苦茶な言いがかりをつけるスネイプ先生

‘You – Potter – why didn’t you tell him not to add the quills? Thought he’d make you look good if he got it wrong, did you? That’s another point you’ve lost for Gryffindor.’

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p. 149). (Function). Kindle Edition.

ハリーに無茶苦茶な言いがかりをつけるスネイプ先生😂

  • “why didn’t you tell him not to add the quills?”
    (なぜ羽根を加えるなと彼に言わなかった?)
    「彼」とはネビル・ロングボトムのこと
    → ネビルが魔法薬を作る際に間違えて羽根を入れてしまったが、スネイプ先生はそれをハリーの責任にしています😗
  • “Thought he’d make you look good”
    (彼が間違えれば、お前が良く見えると思ったのか?)
    → スネイプ先生は、ハリーが「わざとネビルに失敗させようとした」と非難しています
    → ハリーを嫌いなあまり、事実無根の決めつけをしているわけです😅
テライ
テライ

初めて読む人はヤバすぎる先生が出てきたと思うよね🙈

こちらもスタジオツアー東京から
小道具もじっくり観察できます😊

まとめ

今回はハリーポッターの1巻第8章のあらすじをまとめました!

ついに始まったホグワーツでの学生生活!✨️
初期スネイプ先生のヤバすぎる授業ですが、すべて読み終わった後だと懐かしい気持ちになりますね😊

この記事であらすじを思い出したら、ぜひ英語版で読むことにチャレンジしてみてください!

テライ
テライ

それではまた次回の記事で!

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