このページでは Harry Potter and the Philosopher’s Stone (ハリー・ポッターと賢者の石)の第1章に出てくる頻出英単語&魔法界の言葉について解説します。
シリーズの中で頻繁に出てくる単語は、TOEICなどの試験でも良く出てくる表現です。Harry Potter で単語に慣れると試験の成績もどんどん上がるはずです!💪
Harry Potter 特有の魔法界の言葉についても解説するので、読み進める中で迷子にならないよう、このページでしっかり学んでいきましょう!
ハリポタ頻出単語 1巻第1章編
頻出表現集
1巻第1章の中で、今後もハリー・ポッターシリーズの中で登場する単語や表現をまとめました。
一度意味を理解しておくと、今後どんどん読みやすくなっていきます!😊
snap
- 意味: パチンと音を立てた、急に怒った、切れた
- 例文: She snapped at her colleague after a long stressful day.(彼女は長いストレスの多い日を過ごした後、同僚に怒鳴りつけた。)
- 類義語: broke, cracked
- 関連単語:crack(割れる、ひびが入る)、click(カチッと音を立てる)
辞書で調べると「パチンと音を立てる」という表現が一番初めに来ますが、Harry Potter の中では「鋭い口調で言う」という意味で良く使われます。
↓下の文章は「町で変な人たちがいた」と話したバーノンおじさんに対して、ペチュニアおばさんが「だからどうしたの?」と鋭く返答する様子を表しています。
‘So?’ snapped Mrs Dursley.
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.7). Pottermore Publishing. Kindle 版.
“So?” だけでイライラしている様子が感じとれてヒヤッとするね
bow
- 意味: お辞儀をする、曲がる
- 例文: The performer bowed after the show. (パフォーマーはショーの後にお辞儀をした。)
- 類義語: bend (曲げる)、incline (傾く)、stoop (体をかがめる)
- 関連単語: nod(うなづく)、salute(敬礼する)
お辞儀をする時はこの bow で表現されます。
nod(うなづく)も頻繁に出てくるから覚えておきましょう!
お辞儀をするのだ
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silly
- 意味: 馬鹿げた、愚かな、ふざけた
- 例文: Don’t be silly—it’s just a joke.
- (馬鹿なこと言わないで、ただの冗談だよ。)
- He laughed at the silly cartoon.
- (彼はそのおかしな漫画を見て笑った。)
- 類義語: foolish, ridiculous, absurd
- 関連単語: laughable(笑える、ばかばかしい)、playful(遊び好きな、陽気な)
「バカだなぁ」みたいに軽いトーンで使われることが多い単語です。
Ron は “Don’t be silly!” って言いがち
jet-black
- 意味: 漆黒の、非常に黒い
- 例文: Her hair was jet-black and shiny.
- (彼女の髪は漆黒で輝いていた。)
- The night sky was jet-black without a single star.
- (星ひとつない夜空は漆黒だった。)
- 類義語: pitch-black, ebony, inky
- 関連単語: dark(暗い、黒い)、shadowy(影の多い、ぼんやりとした)
Harry の髪の毛の色を表現するときに良く使われる単語です。
黒髪の人はたいてい jet-black と表現されるので注目してみましょう。
魔法界関連の言葉🧙
cloak
- 意味: マント、覆い隠すもの(衣類や比喩的に何かを隠すという意味)
- 例文: He wore a dark cloak to blend into the shadows.
- (彼は影に溶け込むために暗いマントを着ていた。)
- The truth was hidden under a cloak of secrecy.
- (真実は秘密のベールに包まれていた。)
cloak は「マント」の意味です。
当たり前ですがコスプレでもないかぎり、イギリスでもマントを着ている人はいません。
People in cloaks. Mr Dursley couldn’t bear people who dressed in funny clothes – the get-ups you saw on young people!
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Philosopher’s Stone (English Edition) (p.3). Pottermore Publishing. Kindle 版.
↑上の文章はマントを着た人たちを見たバーノンおじさんの反応です。
「若い人たちの変な恰好には我慢できない」と感じているようです。
※get-ups は「(風変わりな)服装」の意味
robe
- 意味: ローブ、ガウン、衣服(特に礼服や宗教的な服装を指す)
- 例文: The priest wore a white robe during the ceremony.
- (その司祭は式典の間、白いローブを着ていた。)
- She put on her dressing robe after her bath.
- (彼女は入浴後にバスローブを羽織った。)
ハリーポッターシリーズでは魔法使いは基本的に robe を着ています。
robe と言ってもバスローブから宗教儀式服、さらには日本の着物も robe の一種と認識されることもあります。
Harry Potter の中に出てくる robe は、下の絵のような魔法使いの服のことです。
owl
- 意味: フクロウ
- 例文:
- Owls are known for their ability to hunt at night.
- (フクロウは夜の狩りの能力で知られている。)
owl はフクロウという意味で、Harry Pottrシリーズの中では欠かせない動物です。
※”owl” は1巻だけで、60回以上登場する超頻出単語です。
1章で登場するのは tawny owl (モリフクロウ)です。
※イギリスでは一般的な種類ですが、日本には生息していないようです。
今後もいろんなフクロウが登場するので楽しみにしましょう!
まとめ
今回は Harry Potter 1巻第1章から登場する重要単語についてまとめました。
- snap: 鋭い口調で言う
- bow: お辞儀をする
- silly: バカな
- jet-black: 漆黒の、真っ黒な
- cloak: マント
- robe: ローブ
- owl: フクロウ
頻繁に登場する単語たちなので、覚えておきましょう!
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