このブログでは Harry Potter を英語で読んでみたいという方々へ向け、様々なアドバイスや読み進める際のポイントを解説しています。
今回は、Harry Potter を英語で読んでみたいけど、Harry Potter を読むのが久々すぎて内容をほとんど忘れてしまったという人に向け、1巻7章「The Sorting Hat(組分け帽子)」のあらすじと、英語の寮名の語源についてまとめました🪄
この内容を確認すれば、すんなり Harry Potter の世界に入っていけるはずです😊
前の章でホグワーツに到着したハリーたち🚂
この章では組分けの儀式に臨むことになります……!

このときのハリーの気持ちを思い出してみましょう😊
第7章「The Sorting Hat(組分け帽子)」あらすじ
“Harry Potter and the Philosopher’s Stone” の第7章 “The Sorting Hat(組分け帽子)” では、ついにハリーたちがホグワーツ🏰の中に足を踏み入れます!
✨ ホグワーツ城への到着
🚂 Hogwarts Express(ホグワーツ特急) を降りた Harry Potter(ハリー・ポッター) たちは、Hagrid(ハグリッド) に導かれ、ボートで湖を渡って Hogwarts(ホグワーツ城) へ向かいます。
🏰 城に到着すると、新入生たちは 広大な大広間(Great Hall) へと案内されます。そこには 無数のろうそくが宙に浮かぶ天井🕯️ や、4つの長いテーブル🍽️ が並び、上級生たちがすでに着席していました。
🎩 組分けの儀式
新入生たちは Minerva McGonagall(ミネルバ・マクゴナガル)教授 によって、「Sorting Hat(組分け帽子)」の儀式を受けることになります。
🧙♂️ 組分け帽子は、生徒一人ひとりの性格や才能を見抜き、4つの寮(House)に振り分けます。
🦁 Gryffindor(グリフィンドール):勇敢さや騎士道精神を持つ者の寮
🦡 Hufflepuff(ハッフルパフ):勤勉で忠実な者の寮
🦅 Ravenclaw(レイブンクロー):知性と知識を重視する者の寮
🐍 Slytherin(スリザリン):野心的で狡猾な者の寮
📝 新入生たちの組分け
次々と新入生たちが組分けされていきます。
- Hermione Granger(ハーマイオニー・グレンジャー) → 🦁 Gryffindor(グリフィンドール)
- Draco Malfoy(ドラコ・マルフォイ) → 🐍 Slytherin(スリザリン)
- Ron Weasley(ロン・ウィーズリー) → 🦁 Gryffindor(グリフィンドール)
🔮 ハリーの順番が来ると…
Sorting Hat(組分け帽子)は、「Slytherin(スリザリン)に入れば大きな力を手にする」とささやきますが、ハリーは 「Not Slytherin(スリザリンには行きたくない)」 と強く願います。
その結果…
✨ 「GRYFFINDOR(グリフィンドール)!」 ✨
ハリーは無事 Gryffindor(グリフィンドール) に決まり、Ron(ロン)やHermione(ハーマイオニー)と同じ寮になることができました🎉
🍗 歓迎の宴と教師たち
組分けが終わると、新入生たちは盛大な 歓迎の宴🎊 に迎えられます。テーブルには 豪華な料理がずらりと並び🍗🥧🍰、ハリーは魔法界の初めての食事をゴースト👻たちといっしょに楽しみます。
🎤 Dumbledore(アルバス・ダンブルドア)校長 はユーモラスなスピーチを行い、新入生を和ませます😂
しかし、Harry(ハリー)はある教師の視線が気になります…
🔍 Severus Snape(セブルス・スネイプ)教授 です。
Snape(スネイプ)がHarry(ハリー)を睨みつけると、その瞬間、Harry(ハリー)の 額の傷がズキッと痛みます⚡
🛏️ 寮での初めての夜
宴が終わると、🦁 Gryffindor(グリフィンドール)寮 の新入生たちは 動く階段🌀 を通って、寮の談話室(Common Room) へ案内されます。そこには 暖炉🔥があり、居心地の良い空間 が広がっています。
ハリーはベッドに横になり、
🌟 「ついにホグワーツでの生活が始まるんだ!」
とワクワクしながら、初めての夜を迎えます💤✨
登場する固有名詞
この章で初登場する固有名詞について、簡単に解説します🪄
この章で重要な固有名詞といえば、もちろん4つの寮(House)の名前ですね😊
🦁 Gryffindor(グリフィンドール)
寮の紋章は Lion(獅子)🦁、色はScarlet and gold(真紅と金)、勇敢さや騎士道精神を大切にする寮です!
🔍 寮名の語源
- “Griffin”(グリフィン)🦁 + “d’or”(金✨)
- グリフィン(グリフォン)はライオンの体と鷲の翼を持つ神話の生き物で、勇気・高貴さ の象徴!
- “d’or” はフランス語で「金の」という意味で、合わせると「金のグリフィン」となります🦁
➡ 「金色のグリフィン」= 勇敢で誇り高い寮 🏆
🧙♂️ 創設者: Godric Gryffindor(ゴドリック・グリフィンドール)
- “Godric” = 「神の力」💪✨(古英語由来)
- まさに 勇敢な騎士 のような名前です!

🦡 Hufflepuff(ハッフルパフ)
寮の紋章は Badger(アナグマ)🦡、色はYellow and black(黄と黒)、忠実さや勤勉さを大切にする寮です!
🔍 寮名の語源
- “Huff and Puff” で「ハーハーと息を切らす」という意味になります!
- ドラゴンが火を吐く様子を「Huff and Puff」と表現することもあります 🐲
🧙 創設者: Helga Hufflepuff(ヘルガ・ハッフルパフ)
- “Helga” = 「聖なる・祝福された」✨(北欧由来)
- 優しくて公平、どんな生徒でも受け入れる創設者です!
ちなみに、ハッフルパフはどんな生徒でも受け入れる心の広い寮ですが、闇の魔法使い💀が最も少ない寮とも言われています ✨️
🦅 Ravenclaw(レイブンクロー)
寮の紋章は Eagle(ワシ)🦅 、色はBlue and bronze(青とブロンズ)、知恵や知識欲を大切にする寮です!
🔍 寮名の語源
- “Raven”(大カラス🐦⬛) + “Claw”(爪🦅)
- Ravenは普通のカラス(Craw)とは異なり、知恵と神秘の象徴です 🐦⬛✨️
【イギリスうわさ話】
The Tower of London(ロンドン塔)の大ガラスには次のような迷信(予言)があります 🐦⬛
“If the Tower of London ravens are lost or fly away, the Crown will fall and Britain with it.“(ロンドン塔の大カラスがいなくなるか飛び去ったら、イギリスの君主制が終わる)
今でもロンドン塔には「レイヴンマスター💂」と呼ばれる役職の衛兵がいて、大ガラスの世話をしているそうです 🐦⬛✨️
🧙 創設者: Rowena Ravenclaw(ロウェナ・レイブンクロー)
- “Rowena” = 「名誉ある・有名な」🏅(ウェールズ由来)
- まさに 「誇り高き知識人」 といった名前です 🧙

レイブンクロー🐦⬛なのに紋章がEagle(ワシ)🦅 なのが不思議だね
🐍 4. Slytherin(スリザリン)
寮の紋章は Snake(ヘビ)🐍 、色はGreen and silver(緑と銀)、狡猾さや野心を大切にする寮です!
🔍 寮名の語源
- “Slither”は「蛇がくねくね動く」ことを表す動詞です 🐍
🧙♂️ 創設者: Salazar Slytherin(サラザール・スリザリン)
- “Salazar” = 実在したポルトガルの独裁者 Antonio Salazar(アントニオ・サラザール) から取ったと著者 J. K. Rowling が語っています 🇵🇹
- アントニオ・サラザールは苛酷な政策で知られています。
まとめ
今回はハリーポッターの1巻第7章のあらすじをまとめました!
ついに始まったホグワーツでの生活!✨️
組分け帽子を前にして緊張しているハリーの気持ちはなんとなく学生時代を思い出して共感できるのではないでしょうか😊
この記事であらすじを思い出したら、ぜひ英語版をチャレンジしてみてください!

それではまた次回の記事で!
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