「Harry Potter and the Chamber of Secrets(ハリー・ポッターと秘密の部屋)」第2章
「Dobby’s Warning(ドビーの警告)」から、英語学習に役立つ重要単語を厳選しました🧙
この章では、ハリーの誕生日ディナーの夜、突然屋敷しもべ妖精のドビーがプリベット通り4番地に現れます。ドビーはハリーにホグワーツへ戻らないよう懇願し、従わなければ騒動を起こすと脅します。この章の見どころは、ドビーのクセが強すぎるキャラクターと、今後の不穏な展開を予想させる謎の警告です。
今回は
①重要なイディオム
②TOEIC・英検レベルの試験頻出単語
③魔法界特有語彙
の3カテゴリから単語をピックアップして解説します。

ドビーの不思議な話し方については別のページで解説してるから読んでみてね😊

⭐ 重要フレーズ
at sea
意味:当惑している、途方に暮れている 🌊
例文:
- I was completely at sea during the new software training.
(新しいソフトの研修中、私はすっかり途方に暮れた。) - New employees often feel at sea in the first week.
(新入社員は最初の1週間、途方に暮れることが多い。)
類義語:
- at a loss:
➢ 途方に暮れて、どうしてよいかわからなくて - bewildered:
➢ 困惑した、当惑した - puzzled:
➢ 頭を悩ませて
関連単語:
- lost(迷って)
- confused(混乱して)
- disoriented(方向感覚を失って)
解説:「広い海の上で方向を見失っている」様子から転じた慣用句です🌊
【原書使用例🧙】
But Dobby’s eyes were wide and he seemed to be trying to give Harry a hint. Harry, however, was completely at sea.
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 17). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
しかしドビーの目は大きく見開かれており、ハリーに何かヒントを与えようとしているようだった。ハリーは、まったく途方に暮れていた。
- eyes were wide
➢ 目を大きく見開いていた - seem to be trying to ~
➢ ~しようとしているように見える- seem to ~ = 「~のようだ」
- be trying to ~ = 「~しようとしている最中」

口に出せないけどハリーに何かを伝えようとするドビー。
でも当然ハリーには何も伝わりません🤷
📝 試験に出る!頻出単語(カテゴリB)
earnestly
解説:
英検2級・TOEIC 700点レベルの頻出単語です✅️
発音:/ˈɜːrnɪstli/
意味:真剣に、誠実に、心から 🙏
例文:
- She earnestly asked her boss for another chance.
(彼女は上司に真剣にもう一度チャンスをくれるよう頼んだ。) - He earnestly thanked his mentor for the advice.
(彼はアドバイスに対して心からメンターに感謝した。)
類義語:
- sincerely:誠実に、心から
- seriously:真剣に
- wholeheartedly:全力で、心の底から
関連単語:
- earnest(形容詞:誠実な、真剣な)
- earnestness(名詞:誠実さ)
- in earnest(本気で)
【原書使用例🧙】
‘Oh, yes, sir,’ said Dobby earnestly. ‘Dobby has come to tell you, sir … it is difficult, sir … Dobby wonders where to begin …’
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 13). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
「あ、はい、旦那さま」とドビーは真剣な表情で言った。
「ドビーはお知らせしに来たのです、旦那さま……。ですが、それを話すのは難しいのです、旦那さま……。どこから話し始めればよいのか、ドビーにもわからないのです……。」
- Dobby has come to tell you
➢ ドビーはあなたに伝えるために来たのです。
have come to + 動詞 は
「~するために来た」という目的を表します。

真面目に、心の底からといったニュアンスです🙏
◆ where to begin
➢ どこから始めればよいか
これは 疑問詞 + to不定詞 の形です。
よく使われるパターンとして、
- what to say(何を言えばよいか)
- how to do it(どうやってやればよいか)
- where to go(どこへ行けばよいか)
- when to leave(いつ出発すればよいか)
などがあります📝
gratitude
発音:/ˈɡrætɪtjuːd/
意味:感謝の気持ち、感謝 🤝
例文:
- She expressed her gratitude with a handwritten note.
(彼女は手書きのメモで感謝の気持ちを伝えた。) - He felt a deep sense of gratitude toward his teachers.
(彼は先生たちへの深い感謝の気持ちを覚えた。)
類義語:
- thankfulness:感謝の気持ち
- appreciation:感謝、評価
- gratefulness:感謝していること
関連単語:
- grateful(形容詞:感謝している)
- gratify(動詞:喜ばせる)
- ingratitude(反義語:恩知らず)
【原書使用例🧙】
Almost at once, Harry wished he hadn’t spoken. Dobby dissolved again into wails of gratitude.
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 15). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
ハリーは、口にしたほとんどその瞬間に、あんなことを言わなければよかったと思った。
ドビーはたちまち、感謝のあまりまたわあっと泣き崩れた。
- Almost at once
➢ ほとんどすぐに、たちまち - dissolve into ~
➢ (感情に負けて)~の状態になる
➢ ~に崩れ落ちる
wish + had + 過去分詞
wish + had + 過去分詞 は、
「過去の出来事への後悔」を表します。
例文
- I wish I had studied harder.
(もっと勉強しておけばよかった。) - She wished she hadn’t said that.
(あんなことを言わなければよかったと思った。)
ハリポタ本編では
wished he hadn’t spoken
「話さなかったらよかった」
という意味で使われています🪄

この「wish」の使い方はよく出てくるから覚えておこう!
frantically
発音:/ˈfræntɪkli/
意味:必死に、半狂乱になって 😤
例文:
- She frantically searched her bag for her keys.
(彼女は必死にバッグの中で鍵を探した。) - He waved frantically to get the taxi’s attention.
(彼はタクシーに気づかせようと必死に手を振った。)
類義語:
- desperately:必死に、絶望的に
- wildly:激しく、乱雑に
- feverishly:熱狂的に、熱心に
関連単語:
- frantic(形容詞:半狂乱の、必死の)
- frenzy(名詞:熱狂、狂乱)
【原書使用例🧙】
‘Please,’ Harry whispered frantically, ‘please be quiet. If the Dursleys hear anything, if they know you’re here …’
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 15). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
「お願いだから」とハリーは必死にささやいた。
「お願いだから静かにして。ダーズリー一家に何か聞こえたら、君がここにいることが知られたら……。」
- whisper
➢「ささやく」 - Please be quiet.
➢ お願いだから静かにして。- be quiet = 「静かにする」

ダーズリー家に聞こえないよう必死のハリーです🙉
hastily
発音:/ˈheɪstɪli/
意味:急いで、慌てて ⏩
例文:
- He hastily packed his bag and ran out the door.
(彼は急いでかばんを詰め、ドアを飛び出した。) - She hastily scribbled a note before leaving.
(彼女は出かける前に急いでメモを走り書きした。)
類義語:
- hurriedly:急いで
- swiftly:素早く
- quickly:すばやく
関連単語:
- hasty(形容詞:急いだ、早まった)
- haste(名詞:急ぎ)
- hasten(動詞:急ぐ)
【原書使用例🧙】
‘(前略) You could just shake or nod,’ he added hastily, as Dobby’s head tilted worryingly close to the wall again.
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 17). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
「(前略)うなずくか首を振るだけでもいいから」とハリーはあわてて付け加えた。
というのも、ドビーの頭がまたもや危なっかしいほど壁の近くへ傾いていったからだ。
◆ You could just shake or nod
➢ 首を振るか、うなずくだけでもいいよ。
ここでの could は「〜できる」という能力ではなく、
「〜してくれてもいいよ」「〜するだけで十分だよ」
という控えめな提案を表しています。
- shake (your head)
= 首を横に振る(「いいえ」の合図) - nod (your head)
= うなずく(「はい」の合図)
※ head は省略されています。
rigid
発音:/ˈrɪdʒɪd/
意味:硬直した、凍りついた;厳格な 🪨
例文:
- He stood rigid with shock after hearing the news.
(その知らせを聞いて、彼は衝撃で硬直して立ち尽くした。) - The company follows a rigid dress code every day.
(その会社は毎日厳格な服装規定に従っている。)
類義語:
- stiff:硬い、硬直した
- inflexible:融通が利かない、曲げられない
- unbending:(意志・態度が)頑固な
関連単語:
- rigidity(名詞:硬直性)
- rigidly(副詞:厳格に)
- rigorous(厳密な、厳しい)
【原書使用例🧙】
There were screams from the dining room and Uncle Vernon burst into the kitchen to find Harry, rigid with shock, covered from head to foot in Aunt Petunia’s pudding.
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 20). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
食堂から悲鳴が上がり、バーノンおじさんは台所へ駆け込んできた。そこで目にしたのは、ショックで体をこわばらせ、ペチュニアおばさんのプディングを頭のてっぺんから足の先まで浴びたハリーだった。
- burst into ~
➢「~へ勢いよく飛び込む」
➢「突然駆け込む」 - rigid with shock
➢ 「ショックで体がこわばって」

おじさんから見たらほんとにヤバい子になったみたいだね😁

ドビーのやることが無茶苦茶すぎる…!
🧙 ファンタジー世界の特別な言葉
house-elf
発音:/ˈhaʊs ɛlf/
意味:屋敷しもべ妖精(魔法使いの家に仕える小さな妖精) 🧝
解説:
ハリー・ポッターシリーズオリジナルの魔法生物です。
北欧神話の elf(精霊・妖精)が語源ですが、エルフの神秘的な雰囲気とはかなり違った雰囲気の生き物になっています。「主人から衣服を贈られると解放される」という制約が重要な物語のキーになっています。ドビー以外の屋敷しもべ妖精は『炎のゴブレット』以降で登場します🍷
例文:
- The house-elf bowed deeply and refused to sit down.
(屋敷しもべ妖精は深くお辞儀をして、座ろうとしなかった。)
類義語:
- servant:使用人、召使い(一般語)
- elf:エルフ(北欧神話の精霊・妖精)
関連単語:
- elf / elves(複数形)
- house-elves(house-elfの複数形)
【原書使用例🧙】
‘The wizard family Dobby serves, sir … Dobby is a house-elf – bound to serve one house and one family for ever …’
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 14). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
「ドビーがお仕えしている魔法使いの一家です、旦那さま……。ドビーは屋敷しもべ妖精です――一つの屋敷と、一つの家族に永遠に仕えるよう縛られているのです……。」

house-elf はハリポタオリジナルだけど、elf(妖精)は色んなファンタジーで登場するね

house-elf はみんな変な子ばっかりだ……💦
◆ bound to serve
「仕えるよう縛られている」
ここでの bound は
「縛られた」「拘束された」「義務づけられた」
という意味です。
be bound to do には実は2つの意味があります。
① 義務・拘束
be bound to do
「~する義務がある」
「~するよう縛られている」
② 強い予想
He’s bound to win.
「彼はきっと勝つ。」
こちらは日常会話でよく使われます🗣️
文脈で意味が変わってくるので意識してみましょう✅️
mortal
発音:/ˈmɔːrtl/
意味:死すべき、人間の;致命的な ⚰️
解説:
ラテン語 mortalis(死ぬべき運命の)が語源。
ファンタジーでは人間・動物(mortal)と超自然的な不死の存在(immortal)を対比する重要な語です。
例文:
- All mortal beings must face death someday.
(すべての死すべき存在は、いつか死と向き合わなければならない。) - The fall from that height would be mortal.
(あの高さからの落下は致命的だろう。)
類義語:
- fatal:致命的な
- deadly:命取りの
関連単語:
- immortal(不死の)
- mortality(死ぬべき運命)
- immortality(不死・不滅)
【原書使用例🧙】
He is too great, too good, to lose. If Harry Potter goes back to Hogwarts, he will be in mortal danger.’
Rowling, J.K.. Harry Potter and the Chamber of Secrets (English Edition) (p. 16). (Function). Kindle Edition.
✅️ 和訳例:
「あの方はあまりにも偉大で、あまりにも立派なお方です。あんな方が負けるようなことがあってはなりません。もしハリー・ポッターがホグワーツへ戻れば、命に関わる危険にさらされることになるのです。」
- too + 形容詞 + to + 動詞
➢「あまりにも~なので…できない」
➢「~するには、あまりにも…だ」

ヴォルデモートが目指しているのは「immortal(不死)」になること💀
物語で重要な単語です📝
まとめ
今回ピックアップした単語を一覧で振り返りましょう。
| 単語 | 意味 | カテゴリ |
|---|---|---|
| at sea | 当惑している、途方に暮れている 🌊 | ⭐ 重要フレーズ |
| earnestly | 真剣に、誠実に 🙏 | 📝 試験頻出 |
| gratitude | 感謝の気持ち 🤝 | 📝 試験頻出 |
| frantically | 必死に、半狂乱になって 😤 | 📝 試験頻出 |
| hastily | 急いで、慌てて ⏩ | 📝 試験頻出 |
| rigid | 硬直した;厳格な 🪨 | 📝 試験頻出 |
| house-elf | 屋敷しもべ妖精 🧝 | 🧙 ファンタジー |
| mortal | 死すべき;致命的な ⚰️ | 🧙 ファンタジー |

それではまた次の記事で!
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